「第2回心エコー道場」を開催しました
2010年3月13日に徳島大学病院超音波センターにおいて,第2回心エコー道場を開催した.これは,心エコー検査の初心者を対象として,レクチャー(講義)とハンズオン(実技実習)で心エコー検査の基本を習得することを目的に,徳島大学病院循環器内科の山田博胤医師が中心となって行っている勉強会である.
今回は,高度医療人GPプログラムの共催となったため,徳島大学病院診療支援部生理検査室の検査技師と山田先生に加えて,産業医科大学の加来京子先生と大阪船員保険病院検査室の西蔭朋子先生にも講師をお願いした.
参加者は,12名であった.
午前中は山田先生による心エコーの基礎のレクチャーの後,3つのグループに分かれて断層法とMモード法の実技実習を行った.その後,ドプラ法のレクチャーがあり,再度3つのグループでハンズオン実習を行った.参加者は,①心エコーの基礎,装置の使い方,②心エコー検査に必要な心臓の解剖,生理,病態生理,③基本的な心エコー検査の方法とその手順,について学習することができた.
普段は臨床業務が忙しくてゆっくりと検査法を勉強する時間がないが,こうしてまとまった時間勉強することができて,参加者にも好評であった.