「第5回心電図道場」を開催しました
“心電図が大好きになるために!“というテーマにて第5回心電図道場を開催しました。合計94名の医師、看護師、ME、学生の参加をえて、心電図の基本について、様々な角度から学習してもらいました。特に、外部からの特別講演として、心電図で全国的に有名な帝京大学溝口病院の村川裕二先生に「ワクワクする心室性不整脈の話」というタイトルで講義をしていただき、神戸労災病院の武居明日美先生には「頻脈性不整脈の心電図判読の超基本-上室性不整脈を中心に-」というタイトルで講義していただきました。それに加え、当科からの4名の講師(添木、坂東、飛梅、山口)により、心電図の基礎を網羅した形で講義を行いました。参加者は非常に熱心に聴講しており、講義の合間の休憩時間にも講師に対し多くの質問をいただきました。
本研究会に参加していただいた方は、心電図の基本的なところを習得されることが期待でき、実践的な話も多かったことから、明日からの診療ですぐに役立つものと思われます。今後、心電図の初期診断を正確に行うことが期待でき、迅速な対応ひいては患者様の治療に貢献できると考えられます。心電図はどの科でも必要となる可能性が高い診断法であり、医師、学生にとっても、今後すぐに活用できる知識が得られたものと推察されます。