「エビデンスに基づく医療を実践するEBMワークショップ」を開催しました
学長裁量経費(平成27年度パイロット事業支援プログラム・教育改革支援事業)
~エビデンスに基づいた生命科学を推進できるグローバルな人材育成プログラム~
「エビデンスに基づく医療を実践するEBMワークショップ」
徳島大学附属図書館蔵本分館の企画・主催により、「エビデンスに基づく医療を実践するEBMワークショップ」が開催されました。本取り組みでは、エビデンスに基づいた医療を実践することの重要性を学び、より質の高い医療情報を取り扱える人材の育成を支援するため、論文のエビデンスについて批判的吟味を行う方法の習得とその論文をもとに臨床的な判断を行うことを目的として、症例シナリオを用いたグループワーク等が行われました。参加者は合計25名で、内訳は本学から学部学生6名(医学部医学科3名、薬学部薬学科3名)、大学院生12名(医科学教育部2名、口腔科学教育部8名、保健科学教育部1名、薬科学教育部1名)、本学教職員5名(医歯薬学研究部3名、病院2名)、学外2名(医師2名)でした。
日時:平成27年10月25日(日)9:30~17:15
場所:徳島大学附属図書館蔵本分館2階 ミーティングルーム及びマルチメディアルーム
講師:福岡 敏雄 氏 (倉敷中央病院救命救急センター長、CASP JAPANコーディネーター代表*)
*CASP JAPAN(Critical Appraisal Skills Program JAPAN)とは
⇒ http://casp-japan.com/
講師(文献検索):山下 ユミ氏(京都府立医科大学 附属図書館)
プログラム:
9:30-10:30 EBM概論・ランダム化比較試験について
10:30-11:35 ランダム化比較試験の論文を読もう:グループ討論
11:35-12:10 ランダム化比較試験の論文を読もう:フィードバックと全体セッション
12:15-13:00 臨床情報を検索する:EBMからCochrane Library、PubMedへ
13:00-14:30 昼休み(メタアナリシスについての解説を含む)
14:30-16:15 メタアナリシスの論文を読もう:グループ討論
16:15-16:45 メタアナリシスの論文を読もう:フィードバックと全体セッション
16:45-17:15 まとめ
主催:徳島大学附属図書館(蔵本分館)
協力:医歯薬学研究部医療教育開発センター、医学部・歯学部・薬学部の各教務委員会、医科学・栄養生命科学・保健科学教育部の各教育・研究委員会、口腔科学教育部教務委員会、薬科学教育部学務委員会、病院キャリア形成支援センター、卒後臨床研修センター