「第7回心電図道場」を開催しました
徳島大学病院では「第7回心電図道場」を開催しました。
日時:2018年3月3日(土)午前10時~
会場:徳島大学病院日亜ホールWhite(外来診療棟5階)
講師:宮坂 陽子(関西医科大学附属病院 循環器内科 准教授)
松井由美恵(大阪府済生会泉尾病院 循環器内科 部長)
【実施概要】
“心電図の基本を学び直そう!“というテーマにて第7回心電図道場を開催しました。合計42名の医師、看護師、技師、学生の参加をえて、心電図の基本について、様々な角度から学習しました。特に、外部からの特別講演として、研修医・コメディカルの教育などで全国的にセミナー活動を行っている大阪府済生会泉尾病院循環器内科の松井由美恵先生に「モニター心電図を中心とした不整脈解析」というタイトルで講義をしていただき、当科系統講義の外部講師でもある関西医科大学第二内科の宮坂陽子先生には「目から鱗が落ちる不整脈の心電図判読法」というタイトルで講義をしていただきました。それに加え、当科から2名の講師(添木、山口)により、心電図の基礎および虚血性心疾患の基本に関する講義を行いました。参加者は非常に熱心に聴講しており、講義の合間の休憩時間にも講師に対し多くの質問をいただきました。
【成果】
本研究会に参加していただいた方は、心電図の基本的なところを習得されることが期待でき、実践的な話も多かったことから、明日からの診療ですぐに役立つものと思われます。特に参加者のなかで最も多かったコメディカルの方は、今後、心電図の初期診断を正確に行うことが期待でき、迅速な対応(たとえばドクターへの正確な情報提供など)、ひいては患者様の治療に貢献できると考えられます。心電図はどの科でも必要となる可能性が高い診断法であり、医師、学生にとっても、今後すぐに活用できる知識が得られたものと推察されます。