徳島大学病院 消化器・移植外科における後期研修の現状について
徳島大学病院
消化器・移植外科
病棟医長 池本哲也
徳島大学 消化器・移植外科の池本です。今回、当科における後期研修について指導医の立場から現状をお知らせ致します。
当科では、消化器外科関連ということもあり、まずは後期研修が終了するまでに日本外科学会専門医を取得し、その後日本消化器外科学会専門医を取得、更に肝胆膵外科領域であれば日本肝胆膵外科学会高度技能専門医、消化管領域であれば日本内視鏡外科技術認定医取得といたサブスペシャリティー取得を目指し、修練を行っています。実際、高度技能専門医は4名、技術認定医は4名在籍しており、万全の指導体制を敷いています。また、癌専門医に関する専門医資格や研究重視型のプログラムも用意されており、各先生の希望に応じた研修計画を立てること、またフレキシブルに途中で変更することも可能です。
後期研修医は現在、1年目に良元君・高田君が在籍しており、それぞれ麻植共同病院/当院、福岡済生会病院で初期研修を終え当院で後期研修をスタートさせていますが、臨床研修、学生および初期研修医の教育、研究と多忙な中でも他の医局員とワイワイしながら、良元君は臨床で、高田君は研究で、着実に症例や経験を増やしています。また、現在海外留学中(ハノーバー大学)の者や、出産を終え子育てをしながら同様に病棟でも頑張っている者(女性医師に対するサポート体制も整備されています)などもいて、医局員の多様性とそれを包み込む医局の雰囲気が一つのキーワードではないかな、と感じています。
外科は「全身が診れる科」ですが、その分知らなくてはならない知識・管理、責任の重さなど厳しいことがあるのも事実です。しかし、それを規律の取れた中でしっかりと研修しつつ、和気藹々と切磋琢磨していけるのが当科の魅力とも思いますので、興味のある先生は是非、消化器・移植外科のHPとFaceBookをご覧の上、まずは見学に足を運んで下さい。きっと新たな世界があるはずです。お待ちしております。
消化器・移植外科 HP→http://www.tokugeka.com/surg1/index.html
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