徳島大学病院 麻酔科 後期研修について

徳島大学病院　麻酔科
医員　里見　志帆

麻酔科医員の里見です。徳島赤十字病院での初期研修を経て後期研修2年目も残り数か月となったところで、これまでの研修について簡単に説明させていただきます。

当科では、各診療科の手術麻酔管理を中心に研修を行っています。1年目は、たくさんの臨床経験を積むために、指導医の監督のもと一日2～3件の症例を担当し、その中で脊椎麻酔や硬膜外麻酔、末梢神経ブロックなどの麻酔科医に必要とされる基本的な手技を身に付けました。また、定期的に心臓血管外科手術や緊急手術、重症合併症患者の麻酔など、一人では管理が難しい症例を上級医とともに担当できたことで、より深い経験もできました。

2年目からは、指導医の監督のもとではありますが、比較的自由に麻酔をしており、自分なりのスタイルも少しずつ確立されているように思います。
また、年に数回は国内外の学術集会に参加し、ポスター発表を経験することもできました。

大学病院だけでなく、関連病院での研修も可能です。それぞれの病院で様々な経験を積むことで、幅広い対応力をもつ麻酔科医へと成長できるのではないでしょうか。
徳島大学病院麻酔科では、たくさんの指導医・上級医のもと、落ち着いた環境でのびのびと後期研修をすることができます。
どなたでも気軽に見学にいらしてください。お待ちしています。