徳島大学病院 呼吸器・膠原病内科での専門医研修について
徳島大学病院呼吸器・膠原病内科医員の内藤と申します。初期研修を徳島赤十字病院で行い、卒後3年目に母校である徳島大学病院の呼吸器・膠原病内科に入局しました。
徳島大学病院と国立病院機構高知病院での研修ののち、卒後6年目に私自身特に興味のある分野である膠原病研修の機会を西岡教授よりいただき、1年間東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センターで研修を行わせていただきました。卒後7年目の昨年より徳島大学病院に戻り、現在は外来診療も含め膠原病の診療をメインで行わせていただいております。
膠原病は、全身のあらゆる臓器に病変を呈するため、それぞれの臓器専門の先生方と密に連携しながら、主科として治療を進めていく必要があります。他科の領域について自身も守備範囲を広げることが求められ、内科医として非常にやりがいがあります。また当科は専門領域として呼吸器内科もカバーしているため、肺や胸膜病変を伴う症例では呼吸器内科の見地で考え、必要ならば気管支鏡検査、胸腔ドレナージなどの専門的な手技も自前で行うことができ、膠原病の診療を進めるうえで非常にメリットが大きいと実感しております。
当科は、全身をみることができ、かつ専門性の高い知識・技術をもった内科医を目指している方には最適な診療科と考えます。興味がある方はぜひ一度お声掛けください。
呼吸器・膠原病内科 医員 内藤伸仁