徳島大学病院 整形外科での後期研修について ~整形外科 医員 高松信敏~
徳島大学病院整形外科医員、卒後3年目の高松信敏です。上級医による熱心なご指導の下、同期の女性医師と二人で充実した研修生活を送っています。当科は病院内でも手術件数が多く、12月までで担当患者数は200人を超えて経験することができました。
大学病院では主に脊椎、関節、スポーツ、腫瘍などの研修を行います。骨折などの外傷は関連病院がメインとなります。当科ではNHKプロフェッショナルに放送された西良教授による脊椎内視鏡手術など世界トップレベルの技術を学ぶことができます。外来では県外、海外から当科の診断・治療を求めてトップアスリートや治療に難渋している患者さんが多く集まってきます。問診に始まり、身体所見の取り方、画像読影の基本から新しい知見までを学ぶことができます。国公立大で初の人工膝関節へのロボット導入、
ピラティス導入、医療被曝の研究など当科にはオリジナリティが多くあります。
他施設の後期研修プログラムと同様、整形外科の基本的な知識・技術の習得を目指していますが、当科での研修の特徴として英語で病棟回診、術前カンファレンスを行い、
学会発表、論文執筆も英語でチャレンジしています。海外から何人も留学に来られており、私たちも1週間程度の海外研修の機会があります。学会の抄録やスライドの指導も丁寧にしていただき、10演題を超える学会発表は非常に貴重な経験となりました。
多々ありますが当科の最も良いところを挙げるとすれば、雰囲気の良さだと思います。今まで病院に行きたくないと思ったことは一度もなく、本当に働きやすい環境です。
少しでも興味のある方、ぜひ一度見学にいらしてください。
徳島大学病院 整形外科 医員 高松信敏