徳島大学医学部皮膚科研修プログラム
プログラムの概要・特徴
男女を問わず全年齢の患者さんの皮膚粘膜で起こるあらゆる変化を扱う皮膚科は、多岐にわたる幅広い疾患を対象とする診療科です。そのため研修期間は5年を要しますが、受験できる専門医試験の時期が5年次冬期と旧制度に比べて6ヶ月早くなり、満5年で専門医を取得できるようになりました。また、産休・育休も最長6ヶ月まで研修期間として認められるように変更されたことから、実質最長1年研修期間が短縮されました。医師としての全般的な基本能力を基盤に、皮膚疾患の高度な専門的知識・治療技能を修得し、関連領域に関する広い視野をもって診療内容を高めるよう研修を進めていきます。皮膚科の進歩に積極的に携わり、患者と医師との共同作業としての医療の推進に努めることも重要です。また、医師としてまた皮膚科専門医として、医の倫理の確立に努め、医療情報の開示など社会的要望に応えるよう研修を行います。研修を終了し所定の試験に合格した段階で、皮膚科専門医として信頼され安全で標準的な医療を国民に提供できる充分な知識と技術を獲得できることを目標とします。
プログラム統括責任者氏名
久保 宜明指導担当医師数
12名研修施設
基幹施設
徳島大学医学部皮膚科
連携施設
徳島県立中央病院、徳島赤十字病院、徳島市民病院、愛媛県立中央病院、
松山赤十字病院、高知医療センター、
準連携施設
徳島県鳴門病院、阿南医療センター、徳島県立三好病院、徳島県立海部病院
研修期間
5年プログラム内容
a:研修基幹施設を中心に研修する基本的なコース1
最終年次に研修基幹施設で後輩の指導を行うことにより自らの不足している部分を発見し補う。連携施設は諸事情により2年間同一施設、または1年ごとの異動となる。
b:研修基幹施設を中心に研修する基本的なコース2
研修4、5年目に研修基幹施設で後輩の指導を行うことにより自らの不足している部分を発見し補う。連携施設は諸事情により2年間同一施設、または1年ごとの異動となる。
c:研修基幹施設を中心に研修する基本的なコース3
研修4年目に一人医長として研修準連携施設で研修し、地域医療の経験を積み、最終年次に一人医長の経験を振り返りながら連携施設で研修する。
d:ただちに皮膚科専門医として活躍できるように連携施設で臨床医としての研修に重点をおいたコース1
e:ただちに皮膚科専門医として活躍できるように連携施設で臨床医としての研修に重点をおいたコース2
研修4年目に一人医長として研修準連携施設で研修し、地域医療の経験を積む。
f:研修後半に、博士号取得のための研究を開始するプログラム。博士号取得の基本的コース1
g:研修後半に、博士号取得のための研究を開始するプログラム。博士号取得の基本的コース2
取得可能な専門医
皮膚科専門医募集定員
4名選考方法
面接により選考します雇用条件
各診療科担当者にお問合せください。連絡先
総務医長 仁木 真理子
電話番号:088-633-7154
E-mail:niki.mariko@tokushima-u.ac.jp