徳島大学病院 消化器内科での研修について~消化器内科 医員 横山怜子~
卒後8年目の横山怜子と申します。私は香川大学を卒業後、東京新宿メディカルセンター(旧東京厚生年金病院)で2年間の初期研修を経て、徳島大学病院消化器内科へ入局しました。出身大学でもなく、初期研修中に徳島大学をローテーションした期間も全くなかったため不安でしたが、いざ入局してみると気さくな先生方が多く、和やかな雰囲気の医局だったので安心しました。
消化器内科は消化器疾患をはじめとした内科の症例について、検査からはじまり診断、治療そして終末期医療まで一人一人の患者さんに寄り添い、幅広く経験することができます。当科では消化管・胆膵・肝臓の3チームに分かれて治療を行っています。入局後は3~4ヶ月ごとに各チームをローテーションして研修を行います。
上級医の指導のもと、内視鏡検査、超音波検査といった消化器内科医としての基本的な手技を身につけていきます。
内視鏡治療やインターベンション治療、全身化学療法などの症例数も多く、様々な治療について上級医+指導医の屋根瓦方式の指導体制で学ぶことができます。また遺伝性疾患や、合併症が多く病態が複雑な症例、希少疾患など大学病院ならではの症例を経験し、学会発表をする機会にも恵まれています。
関連病院でも上級医・指導医のサポート体制が整っており、消化器内科のcommon diseaseを中心に内科一般の症例に多く触れ、大学病院で学んだ手技や知識を実践していきます。
消化器内科は女性医師も多く、これから迎える様々なライフイベントに対してもロールモデルとなる先生方がいらっしゃいますし、相談しやすい環境でもあります。
消化器内科に少しでも興味がある方はぜひ一度、見学にお越しください。
医局員一同、お待ちしております。
徳島大学病院 消化器内科 医員 横山怜子