「米国外科レジデントとして再出発 ~より良い日本医療のために~」開催しました
日 時:2024年5月15日(水)17時00分~19時00分
会 場:藤井節郎記念医科学センター 2階多目的室
講 師:牧 秀則 先生
(済生会神奈川病院 外科)
内 容:外傷外科医を目指した私のキャリアアッププラン
【実施概要】
徳島大学医学部卒業生である牧秀則先生は、徳島大学病院、徳島赤十字病院で医師としての初期研修を行い、外科専門医となりました。そして本場の米国で外傷外科医として研鑽を積むべく、これまで様々な挑戦を行ってきました。横須賀米海軍病院での勤務経験を得、米国医師国家試験に合格し、この度ハワイ大学一般外科レジデントとしての採用が決定しました。英語という言語の壁を乗り越え、ついに自身が描いた米国での外傷外科医のスタートラインに立とうとしています。
牧先生が自身の夢を叶えるために立てた目標設定方法とその過程、困難を乗り越えるためのコツを学ぶことは徳島大学の在学生、研修医含めた幅広い職種の方にとって自身のキャリアアップの参考になると考え、講演会を実施しました。
【成果】
外傷外科医を目指すことになった動機と、その後の目標達成のために設定した道筋についてご自身の経験をもとに詳細に説明していただきました。講演では、達成困難と思われることでも創意工夫、やる気と諦めない信念があれば道は開かれうるということを示してくれました。聴講者にとって、各自目指すキャリアの目標は違えど、大いに参考になるものであったと思われます。同じ徳島大学出身の、決して特別ではない身近な人物が成し遂げようとしている現実は刺激になったと思われます。結果ではなく、その過程の重要性を感じられる講演会でした。