徳島大学外科専門研修プログラム
プログラムの概要・特徴
徳島大学外科専門研修プログラムの目的と使命は以下の4点です。
1)医師として必要な基本的診療能力を習得すること
2)外科領域の専門的診療能力を習得すること
3)上記に関する知識・技能・態度と高い倫理性を備えることにより、患者に信頼され、標準的な医療を提供でき、プロフェッショナルとしての誇りを持ち、患者への責任を果たせる外科専門医となること
4)外科専門医の育成を通して国民の健康・福祉に貢献すること
外科領域全般からサブスペシャルティ領域(消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科)またはそれに準じた外科関連領域(乳腺や内分泌領域)の専門研修を行い、それぞれの領域の専門医取得へと連動することが可能です。
徳島大学外科専門研修プログラム管理委員会が、徳島大学病院キャリア形成支援センター、徳島県地域医療支援センターなどの協力を得て外科専門医取得を約束します。
プログラム統括責任者氏名
島田 光生指導担当医師数
172名(本プログラム専門研修施設群の総指導医数)研修施設
基幹施設徳島大学病院と連携施設(28施設)により専門研修施設群を構成します。
連携施設
徳島県(14施設):
徳島県立中央病院、徳島市民病院、田岡病院、きたじま田岡病院、徳島県鳴門病院、
とくしま医療センター東病院、水の都記念病院、徳島健生病院、たまき青空病院、
吉野川医療センター、徳島赤十字病院、阿南医療センター、宮本病院、県立三好病院
香川県(3施設) :
高松市立みんなの病院、高松赤十字病院、四国こどもとおとなの医療センター
愛媛県(3施設) :
四国中央病院、今治第一病院、愛媛県立中央病院
高知県(5施設) :
高知赤十字病院、JA高知病院、国立病院機構高知病院、土佐市民病院、
四万十市立市民病院
四国外(3施設) :
浦添総合病院(沖縄)、国立循環器病研究センター(大阪)、静岡県立こども病院
研修期間
3年プログラム内容
初期臨床研修終了後、3年(以上)の専門研修で育成されます。
連携施設群には、徳島県だけでなく四国各県にその中核となる病院が含まれており、専門性の高い診療や救急疾患を経験できます。一方、僻地を含め地域医療の拠点となる地域中核病院、地域中小病院も含まれており、common diseasesとそのprimary careなど地域医療に特化した診療技術を身につけることができます。四国外には、心臓血管外科(国立循環器病センター、静岡県立こども病院)など専門性の高い施設が含まれており、早期にサブスペシャルティを目指した研修を行うことも可能です。
下図に徳島大学外科専門研修プログラムの研修パターンを示します。基幹施設である大学で研修を開始し、2,3年次に連携施設で研修を行うパターンAや1,2年目を連携施設で研修を行い3年目は大学で研修を行うパターンBのようなプログラムが考えられますが、これら以外にも専攻医の目指す方向性や意向に沿って柔軟性を持たせたプログラムを構成することが可能です。原則として3施設はすべて異なる医療圏に存在します。
また、徳島県地域医療枠に属する専攻医の研修パターン例(パターンC,D)も示します。義務である9年間の徳島の公的医療機関勤務期間の中で3群の病院を効率よくプログラムに組み込むことがポイントになりますが、専攻医の技量や知識の習得状況、大学院進学希望の有無などに応じてプログラムを形成することが肝要と思われます。3群である県立三好病院では消化器外科、呼吸器外科のサブスペシャルティ研修が可能です。
研修期間は 3年間としていますが、修得が不十分な場合は修得できるまで期間を延長することになります。一 方で、カリキュラムの技能を修得したと認められた専攻医には、積極的にサブスペシャルティ領域専門医取得に向けた技能教育を開始します。また大学院進学希望者には、臨床研修と平行して研究を開始することもできますが、3年次後半~4年次以降からの開始が勧められます。
取得可能な専門医
外科専門医募集定員
21名選考方法
書類および面接にて選考します。雇用条件
各診療科担当者にお問合せください。連絡先
徳島大学外科専門研修担当【消化器・移植外科】西 正暁
電話番号:088-633-7139
E-mail :nishi.masaaki@tokushima-u.ac.jp
関連リンク
徳島大学心臓血管外科 https://tokudai-cvs.jp
消化器・移植外科 http://www.tokugeka.com/
胸部・内分泌・腫瘍外科 http://www.tksbizan.com/