徳島大学病院眼科専門研修プログラム
プログラムの概要・特徴
眼科疾患は小児から高齢者まで幅広い年齢層が対象で、内科的治療だけでなく外科的治療も必要とし、幅広い医療技能の習得が求められています。徳島大学眼科専門研修プログラムでは、以下の眼科医の育成を目指します。
- 一般眼科学に精通し、専門性の高い眼科治療にも対応できる眼科医
- 一般診療所の医師のみならず総合病院の眼科医としてやっていけるだけの必要かつ十分な技術を身につけ、将来地域で活躍できる眼科医
- 診療技能のみならず、学会発表や論文作成を通じて科学的に思考できる眼科医
プログラム統括責任者氏名
三田村 佳典指導担当医師数
大学病院7名、グループ全体で20名研修施設
基幹施設
徳島大学病院
連携施設
【Aグループ】
回生病院、ツカザキ病院、市立札幌病院、国保直営総合病院君津中央病院
【Bグループ】
徳島市民病院、徳島赤十字病院、阿南医療センター、徳島健生病院、
高松市立みんなの病院、まるがめ医療センター、国立病院機構高知病院、千葉労災病院
関連施設(準連携施設)
徳島県立三好病院、徳島県鳴門病院、吉野川医療センター、徳島県立中央病院
研修期間
4年プログラム内容
専門研修基幹施設である徳島大学病院と、地域の中核病院群(Aグループ)および地域医療を担う病院群(Bグループ)、計14の研修施設において、それぞれの特徴を活かした眼科研修を行い、日本眼科学会が定めた研修到達目標や症例経験基準に掲げられた疾患や手術を経験します。また、常勤がいない関連施設(準連携施設)においては、基幹施設である徳島大学病院の専門研修指導医が非常勤医師として週1回以上勤務し手術も行っており、一人医長として勤務した場合でも十分な研修が可能です。
4年間の研修期間中、1~2年目の期間に最低1年間は専門研修基幹施設(徳島大学病院)で研修を行います。1年目が徳島大学病院であれば2年目以降はAグループ、Bグループ、徳島大学病院や準連携施設で研修します。1年目がAまたはBグループの病院群の場合は、2年目は徳島大学病院で研修を行い、3年目以降は徳島大学病院、Aグループ、Bグループ、準連携施設で研修します。Aグループの病院群は症例数が豊富で、救急疾患も多く扱う病院群です。徳島大学病院では、希少疾患や難病を経験し、内眼手術の件数、指導医も多いのでこの期間に手術手技の基本を習得します。3年目以降はAグループ、Bグループ、場合によっては徳島大学病院や準連携施設で研修します。Aグループを選べば、やや高度な手術をより多く経験することが可能になります。Bグループを選べば、common diseaseをより多く経験することができます。徳島大学病院を選べば、眼科内のより専門領域に特化した研修が可能となります。
A,Bグループの病院に勤務しながら、徳島大学の社会人大学院に進学し、診療・研修を行いながら研究を行うことも可能です。専攻医の希望になるべく沿ったプログラムを構築しますが、いずれのコースを選んでも最終的に研修到達目標に達することができるようにローテーションを調整します。また、専攻医間で格差がつかないような工夫もします。
取得可能な専門医
眼科専門医募集定員
3名選考方法
書類選考及び面接で選考します。雇用条件
各診療科担当者にお問合せください。連絡先
徳島大学病院 眼科事務 三田村佳典(教授)、江川麻理子(専門研修担当)
電話番号:088-633-7163
E-mail :gannka@tokushima-u.ac.jp