「第6回心電図道場」を開催しました

“心電図の“超”基本教えます!“というテーマにて第6回心電図道場を開催しました。合計61名の医師、看護師、ME、学生の参加をえて、心電図の基本について、様々な角度から学習してもらいました。特に、外部からの特別講演として、研修医・コメディカルの教育などで全国的に有名な亀田総合病院の鈴木誠先生に「モニター心電図から読み解く!心電図診断の極意」というタイトルで講義をしていただき、JA厚生連阿南中央病院の小柴邦彦先生には「虚血性心疾患の判読の基本(“超”初心者コース)」というタイトルで講義していただきました。

それに加え、当科からの2名の講師(添木、松浦)により、心電図の基礎を網羅した形で講義を行いました。また、今回初めての試みである心電図クイズ大会も「“超”基本を学ぶ心電図演習」の講義内で行い大変盛り上がりました。さらに、参加者は非常に熱心に聴講しており、講義の合間の休憩時間にも講師に対し多くの質問をいただきました。

本研究会に参加していただいた方は、心電図の基本的なところを習得されることが期待でき、実践的な話も多かったことから、明日からの診療ですぐに役立つものと思われます。特に参加者のなかで最も多かったコメディカルの方は、今後、心電図の初期診断を正確に行うことが期待でき、迅速な対応(たとえばドクターへの正確な情報提供など)、ひいては患者様の治療に貢献できると考えられます。心電図はどの科でも必要となる可能性が高い診断法であり、医師、学生にとっても、今後すぐに活用できる知識が得られたものと推察されます。

年度別活動報告: 2016年度