「臨床医としての米国留学はじめの一歩 ~徳島から海外へ~」開催しました。
日 時: 2019年3月23日(土) 14:00~18:10
場 所: 徳島大学蔵本キャンパス 総合研究棟4階大ホール
講 師: 瀬嵜 智之先生
参加者: 46名
(医師:2名、医学科生43名(県内:26名、県外:17名)、その他1名)
主 催: 徳島大学病院 徳島県地域医療支援センター
共 催: USGOT、医学部教育支援センター、徳島大学病院 キャリア形成支援センター
【実施概要】
講師の瀬嵜智之先生はUSMLE step1を最高スコアで合格され、その後すべてのSTEPに合格されたのち、ECFMGを取得された。ご自身が元々は英語が苦手だった体験も含め、USMLE取得を目指す全国の医学生に向けての講演、ブログ、ビデオ講座の配信等、精力的に活動されている。今回はUSMLEをテーマとして、講演会、ワークショップ、個別相談会の3部構成で実施した。
【成 果】
第1部では、USMLEの概要とおすすめ勉強法について、英語が不得意だった瀬嵜先生がUSMLEに最高スコアで合格した体験談も交えて講演して頂いた。USMLE取得を目指している学生・医師は勿論、海外に興味がある学生、勉強が苦手な学生にとっても、モチベーションが上がる内容であった。また、全国の医学生や医師から質問を受けたり、情報を得たりしていることもあり、有力な情報を共有して頂けた。講演会中もSNSを使って質問を募り、その場で答えて頂くといった新しい形式の講演であり、たくさんの参加者からの質問があった。
第2部では、USMLE STEP 2 CS対策レクチャーとして、CS合格の秘訣やトレーニング方法のレクチャーを行っていただいた。患者役を学生から募り、先生が医師役を担当するといった実演も行われた。CSに関しては、あまり情報がなく、授業も東京でしか行われておらず、授業料は非常に高額なので、参加者にとって特に有意義な時間であったと思われる。
第3部では、個別相談会が行われ、医学生等が疑問に思っていることや、勉強方法、将来の道など様々なことを相談する機会となり、参加者からは「やる気が出た、将来に進みたい道を改めて見つめなおす機会になった」等の声を頂いた。
参加者は46人で、四国他県や関西、信州などからも学生が集まり、盛況な講演会となった。参加者の方々は、今回の会でUSMLEや海外留学に興味を持ち、また、元々勉強が苦手な方も勉強法について学べ、これからの将来に繋げていける機会になったと思われる。また、他大学同志の交流の面でも、非常に良い機会となった。