神戸大学・徳島大学心エコー合宿

神戸大学医学部附属病院・徳島大学病院合同の心エコー合宿を行いました。

開催日：平成25　年　2　月　23－24 日（土，日）15時00分～翌12時00分
開催場所：神戸大学病院　神緑会館・共通カンファレンス室
参加者数：17名

内容：
1.研究発表
神戸大学から｢筋ジストロフィーの研究成果について｣，｢心サルコイドーシスの研究成果について｣，｢肺静脈血流速波形のサンプリングポイントの違いによる影響｣の3題，徳島大学から｢心房細動におけるL波の意義｣，｢6分間歩行負荷心エコー検査の臨床的応用｣の2題を提示し，ディスカッションを行った．
神戸大学施設内のエコー室・生理検査室・検体検査室の見学を行った．
2.症例検討会
両大学から｢同胞の弟が先に発症した筋ジストロフィーの心臓病変の1例｣，｢右房内血管肉腫の1例｣，｢ASD・VSD・TSの術後にTRが残存した妊婦の1例｣， ｢成人期に診断された右肺動脈上行大動脈起始の1例｣の計4題を提示し，意見を交わした．
3.講義
神戸大学田中先生が｢スペックルトラッキングについて｣，徳島大学山田先生が
｢心不全とpreload｣について講義を行った．

　症例検討会では、普段疑問に思っている事や珍しい症例を提示していただくことにより、観察すべきポイント・解剖・病態についての理解を深めることができました。また講義では、心臓の病態をより詳細に知ることができ、患者さんの病態をより深く理解することができるようになりました。
　他施設と合同でセミナーを開催することにより、自施設にはない知識･情報を得ることができ、超音波専門医等の資格取得に向けて有用な知識を身につけることができました。