徳島大学病院 麻酔科での後期研修について ~麻酔科 医員 張 雄紀~

卒後7年目の張 雄紀です。徳島市民病院で2年間の初期研修を行い、大学で1年間、高松赤十字病院で2年間、大学に戻り1年間の研修を行った後、無事に専門医の資格をとることができました。

当院における麻酔科の役割は主に手術中の麻酔、術後の疼痛コントロール、ペインクリニックなどです。麻酔科を専攻することのメリット・魅力は、まず第一に全身管理を行えることで、様々な状態を学び術前の麻酔計画を立て術中の危険因子や起こりうることを予測し麻酔を行うことは大変ではありますが面白いことでもあります。第二に挿管や中心静脈穿刺、神経ブロックや硬膜外麻酔などの手技が日常的に行えるため、急変患者の対応にも強くなれます。実際に高松赤十字病院では麻酔科はICU当直で心肺停止患者の初期対応も行っていました。第三に働き方のスタイルとしてONとOFFがはっきりしています。プライベートを大事にされたい方や家庭を大事にされている方には非常におすすめです。実際に子育て支援コ-スもあり、多くの方が利用されています。
私が研修した医局は雰囲気も非常によく、質問にも気軽に答えてくれ、全員で協力しながら楽しく働くことができました。研究も行っており、毎週の抄読会や様々な学会での発表(今はオンラインが主)も行っております。私は今年に大学院に入ったところですので、これから学んでいこうと思っています。

麻酔科の研修に興味を持たれた方は、是非気軽に見学にいらしてください。一緒に楽しく働ける日々をお待ちしております。

徳島大学病院 麻酔科 医員 張 雄紀

診療科: 麻酔科