徳島大学形成外科における後期研修【形成外科・美容外科】
徳島大学病院 形成外科・美容外科
毛山 剛
徳島大学形成外科・美容外科 医員であり医師三年目の毛山剛です。二年間の初期研修を終えた後、学生の頃から入局したいと思っていた徳島大学形成外科で後期研修をさせていただいています。
学生時代から形成外科医として働くのが目標でしたが、昔は形成外科という分野がどのようなことをやっているのかあまりイメージが湧いていませんでした。初期研修を終えて、後期研修をする段階になって、形成外科の分野がどのようなものか、医療全体における形成外科医の役割と言うものが少しですが分かってきた気がします。形成外科は外傷や難治性潰瘍などの創傷治療に携わったり、皮膚腫瘍や褥瘡などの皮膚欠損に対しての再建を行ったり、先天奇形の修正術を行っていたりと、医療における原始的な分野から最先端の分野までカバーしており、治療の結果が整容的にはっきりとわかるのでおもしろく、とても魅力的な分野だと思います。
後期研修を始める前は、形成外科も外科領域なので、”初めの数年は何もやらせてもらえないのだろう”、”手技は教えられるものではなく自分で見て体得するもの”、のような厳しいイメージがありましたが、実際に研修を始めてみると医局の雰囲気はとても良く、日々の診察・処置から手術に関してまで先生方に優しく丁寧に指導してもらっています。また、小規模な手術では執刀する機会もいただいており、とても恵まれている環境だと思われます。
形成外科という比較的マイナーな分野においては、整った環境でしっかりとした指導者のもとで後期研修を行う必要があると実感する日々です。
四国で形成外科領域に興味があり、後期研修に悩んでいる方は是非徳島大学形成外科に見学に来てください。お待ちしています。