徳島大学病院眼科後期研修について
徳島大学病院 眼科
赤岩 慶
私は2013年4月に徳島大学病院眼科に入局し、後期研修をさせていただいています。
大学病院では角膜、網膜、ぶどう膜、緑内障、小児眼科、眼瞼眼窩涙道など多くの症例を経験することができます。1年目の最初は眼科のことは何も分からない状態でしたが、たくさんの先生にご指導して頂き、日々少しずつ成長させてもらっています。
外来は外勤を含めて週平均3回程度おこなっており、検査や診察に加えて、硝子体内注射やレーザー治療などを行っています。斜視の手術などは1年目から術者としてどんどん経験させていただいていますし、最近では白内障手術を多く執刀させてもらっています。
眼科は、外来の患者さんが多く昼間は忙しいことが多いですが、全身状態が落ち着いている患者さんが多いため時間外に呼び出しがあることはほとんどなく、夜間や休日は比較的ゆとりのあり、メリハリのついた生活ができます。
我々は患者さんの命を直接助けるということはほとんどありませが、視機能を改善させることで患者さんのQOLを大きく高めることができます。見え方だけでなく斜視や眼瞼下垂の治療によって整容的にも患者さんから満足していただけることが多く、とてもやりがいを感じています。
眼科に少しでも興味があり、将来の進路として迷っている方は是非徳島大学病院へ見学にお越しください。