徳島大学病院皮膚科での専門医研修について
徳島大学病院 皮膚科
医員 宮本千暁
徳島大学病院皮膚科卒後三年目の宮本千暁です。私は徳島赤十字病院での二年間の初期研修を終え、徳島大学病院皮膚科で後期研修をさせて頂いています。
私は学生時代から皮膚科に興味がありましたが、皮膚科への入局を決心したのは初期研修中です。皮膚科の患者さんは年齢層が幅広く、疾患もアレルギーなどの炎症疾患、皮膚腫瘍、膠原病、感染症など多岐にわたっています。それだけに診察や診断が難しいことも多いですが、治療により症状が改善した際に、関わった人全員で喜べるところが、とても素敵だなと思いました。
また、大学病院へ見学に行った際に先輩の先生が「皮膚科に入局して後悔したことは一度もない」とおっしゃっていたことも後押しとなりました。
皮膚科は、内科学・外科学・病理学いずれの側面も持ち合わせており、診断から治療まで行うことができます。そのためには幅広い知識が必要となりますが、大学病院では定期的にカンファレンスや抄読会、病理の勉強会、症例検討会が開催されており、しっかりと基礎や考え方を身につける事ができます。
また、皮膚科は女性医師も多く、子育てをしながら勤務している先生も多いです。そのため、出産、子育てに対しサポート体制が整っており、私も女性として非常に働きやすい環境であると感じています。
働き始めてまだまだ日は浅く、わからないことも多いですが、多くの出会いを通じて、人として、皮膚科医として日々成長を実感しています。
これからも多くの経験を積み、一人前の皮膚科医を目指していきたいと思います。
皮膚科に少しでも興味があり、将来の進路として考えてみようかなと思う方は、ぜひ一度徳島大学病院皮膚科へ見学に足を運んでみてください。待っています。