日本医科大学付属病院皮膚科研修報告(2011.1.9)
徳島大学病院皮膚科 医員 町田未央、仙崎聖子
1月9日、病理診断のレクチャーを受けに、日本医科大学の皮膚科に行ってきました。安齋准教授は、当院にも2か月に1度来ていただいており、そのたびに皮膚生検や手術標本のプレパラートを一緒に検討しています。今回はプレパラートを抱えて飛行機に乗り、東京まで意見を伺いに行ってまいりました。こちらの都合で休日にしていただいたにも関わらず、快く歓迎してくださり、とても感謝しております。
医局内に数人で見ることのできる顕微鏡があり、そこで持参したプレパラートを1枚1枚見て、これはどんな所見でどういう鑑別診断があげられるかといった会話をしながら、半分は「疾患当てゲーム」のような感覚で楽しく研修しました。予習をして行ったのですが、自分では考え付かなかったような鑑別診断が羅列されたり、その中には聞いたことのない病名もあったりと、メモを取るのも一苦労でした。たった1日でしたが、とても勉強になりました。
検討会が終わったあとは、安齋先生と3人で上野に行きました。夕食のお店を探して「アメ横」やその周辺をぶらぶらと散策しましたが、目を疑うほど安いお店と大勢の人に囲まれ、ソウルの南大門を思い出しました。一通り歩き回った後、冒険の苦手な私たちは、安齋先生の行ったことのあるお店に落ち着きました。さんざんごちそうしていただき、最後は地下鉄の駅まで見送ってくれました。本当に至れり尽くせりありがとうございました。柚子酒としめ鯖が美味でした。