徳島大学病院 放射線科での後期研修について ~放射線科 医員 松下知樹~
後期研修3年目の松下知樹と申します。1年目を徳島大学病院、2年目を吉野川医療センターで過ごしました。当科はここ数年間で毎年1〜4名ほどの新入局員を迎えており、身近な先輩後輩や同期とも助け合いながら楽しく研修できています。
放射線科は診断と治療に大別され、さらにそれぞれ頭から足先まで、また大人から子どもまで広い範囲をカバーするため、とにかく経験数が大切とも言えます。当院の後期研修ではCTやMRIの読影、核医学、IVR、治療などそれぞれの分野を数カ月単位でローテートしながら知識や手技を身につけていく方式で、腰を据えて一つずつ時間をかけるというよりは、効率的に幅広く症例を経験していくようなイメージです。ただ、その中でも大学病院ならではの稀な疾患に遭遇したり、先進的な撮影や治療法を経験したりでき、刺激のある充実した研修生活を送れています。もちろん学会発表や論文執筆の機会もあるので、興味深い症例とじっくりと向き合ったり、研究したりすることも可能です。
医局のスタッフは優しい先生方ばかりです。女性医師も多いため将来のキャリアや働き方をイメージしやすいかもしれません。男女問わず、また、仕事以外の面でも相談にのってくださる先生がたくさんおられます。ぜひ気軽に見学にいらしてください。医局員一同お待ちしています。
徳島大学病院 放射線科 医員 松下知樹