徳島大学病院 整形外科での専門医研修について ~整形外科 中川慎也~
徳島大学病院整形外科、卒後3年目の中川慎也です。
徳島赤十字病院で2年間の初期研修を経て2021年度より当院徳島大学病院で後期研修として研修させていただいております。
整形外科は外傷での骨折だけでなく、腰部脊柱管狭窄症や変形性関節症などの慢性疾患、スポーツや腫瘍、小児整形、手の外科、リハビリテーション、骨粗鬆症、リウマチなど守備範囲は広く、今後も社会的ニーズの高い科です。当院整形外科での後期研修では大学1年間で研修し、その後関連病院でのローテーションで外傷をはじめとする一般的な整形外科疾患について学び、専門医取得を目指します。その後も多岐にわたる専門分野に分かれ、専門分野での修練を積んでいきます。
大学病院では主に脊椎、関節、スポーツ、腫瘍を扱っております。特にスポーツ、脊椎分野では全国各地より患者さんが来られております。教授外来では脊椎疾患の診察方法について深く学ぶことができます。また、コロナ禍で英語での術前カンファレンスは中止されておりましたが、現在は週に1症例についてプレゼンをしております。また、英語での学会発表の機会もありました。最初は日本語での発表も慣れておらず、英語での発表は不安でした。しかし、教授や上級医の先生方は温かく見守って下さり、素晴らしい環境下で発表の機会を与えていただいております。今後は関連病院で研修を積んでいく予定です。
整形外科に少しでも興味がある方はぜひ一度徳島大学病院整形外科へ見学にお越しください。
徳島大学病院 整形外科 医員 中川慎也