拝啓 こどもが好き、なんだかんだいって徳島は嫌いじゃない初期研修医様 (須賀健一)

主に新生児集中治療部門を担当している須賀と申します。
指導医として小児科後期研修について紹介を記させていただきました。

後期研修1年目は徳島大学病院小児科での研修です。
小児医療センター40床を有しており、慢性腎炎に対する腎生検、血液悪性腫瘍に対する化学療法、てんかん治療、先天性心疾患に対するカテーテル治療、1型糖尿病のインスリン治療、アレルギー負荷試験など幅広い臨床研修が可能です。また徳島県の周産期医療の拠点として総合周産母子センターにも認定されており、早産児の人工呼吸管理や先天性心疾患、小児外科疾患の術前管理などの経験を積むことも可能です。

2年目以降は徳島県の小児救急拠点である徳島県立中央病院や徳島赤十字病院での研修で、
腸重積、アナフィラキシーなどの救急対応を経験できます。
地域枠の先生も半田病院(3群)などで研修が可能です。

長期的なキャリア形成を考えますと、研究面では腎臓、血液腫瘍、心臓、脳神経、アレルギー、内分泌系、新生児、遺伝など幅広い領域で、分子生物学・細胞学的手法を用いた基礎研究はもとより、画像診断などの多彩な臨床研究も行っていますので、興味のある領域を自由に選択することができます。さらに国内外への留学での経験を生かして活躍される先生も多いです。
こどもを大切にする風潮から、家庭と仕事の両立を優先し、家族旅行や学校行事への参加も大切にして人生を豊かに過ごせます。

小児診療に関わる多くの方の多様な個性や意見を尊重し、お互いへのリスペクトの気持ちを大切にして、後期研修医の皆さんに目標にされるような指導医になれるように日々頑張っています。眉山や吉野川、鳴門海峡など豊かな自然のなか田舎の温かい雰囲気な人たちに囲まれて、実りある後期研修を過ごしてみてはいかがでしょうか?

Pediatric Academic Societies Meeting 2023 in Washington DCでの発表。             学会で色んな国や地域に行けるのも楽しみ方のひとつ。

毎朝わんこと散歩してから出勤しています。     田舎道ならではの1枚。

 

 

 

 

 

 

徳島大学病院地域小児科診療部 特任講師 須賀健一

診療科: 小児科