消化器内科での研修について (勢井萌都子)
徳島大学病院消化器内科医員で卒後4年目の勢井萌都子と申します。私は徳島大学を卒業後、徳島県立中央病院における2年間の初期研修を経て、徳島大学病院消化器内科に入局しました。入局後大学病院で研鑽を積み、3年目の秋から愛媛県の四国中央病院へ異動していましたが、4年目の春に大学病院へ戻り、現在に至ります。
当科は消化管、胆膵、肝臓の3チームに分かれて診療しており、入局後しばらくの間は幅広い症例を経験するため、数ヶ月毎にチームをローテーションして研修を行います。上級医の指導のもと、内視鏡検査・治療や超音波検査、血管内治療など、消化器内科医として基本的な手技を身につけていきながら、内科一般の知識や化学療法などについて学んでいきます。消化器内科は対象としている臓器が多く、全身を診る臨床力を養うことができ、さらに検査や治療も非常に多岐にわたるため、日々やりがいを感じながら研修しています。
また大学病院では、遺伝性疾患や希少がん、多診療科にわたる複雑な背景疾患を抱える症例などを経験し、考察を重ね学会などで発表する機会にも恵まれています。
消化器内科は上級医、指導医の先生方が優しく、相談しやすい環境でとても働きやすい職場です。消化器内科に興味がある方はもちろん、まだ進路が決まっていない方も、ぜひ見学にお越しください。医局員一同お待ちしております。
徳島大学病院 消化器内科 医員 勢井萌都子