放射線科での後期研修について (岡田直子)
徳島大学病院放射線科、卒後5年目の岡田直子と申します。
私は徳島県立中央病院での初期臨床研修を経て、徳島大学病院放射線科に入局しました。令和5年4月から徳島大学病院に再び赴任し、日々研鑽を積ませて頂いております。
放射線科専攻医はCTやMRIの読影から始まり、徐々にPET-CT等の核医学画像の読影やIVR手技、放射線治療に携わっていきます。初めは業務に慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、読影のポイントや解らないことはすぐ先輩や上級医に質問できる環境ですので、安心して研修できると思います。また、神経内科や脳神経外科との合同カンファレンス、自分で学んだ興味深い症例を発表し共有する診断カンファレンス等、定期的に行われるカンファレンスを通じて新たな知見を深める機会もあります。
放射線科は学生の頃は実際に自分で読影する機会は少なく、どうしても後回しになりがちな分野かと思われますが、医師となった際には、読影しなければならない場面が多々あり、適切な読影力や放射線治療は臨床の現場ではなくてはならない存在となってきています。
医療に還元され、やりがいのある分野です。
放射線科に少しでも興味がある方は是非気軽に見学にお越し下さい。
徳島大学病院 放射線科 医員 岡田直子