整形外科に入局して(下村聖一郎)
卒後3年目の下村と申します。
整形外科は今年新規入局者が私を含めて5名おり、全員が違う病院で初期研修をしていたため、以前いた病院でどのような事を学んだか、またそれぞれが外勤先で経験した症例など話すこともでき楽しい時間を過ごしています。
3年目の主な研修内容は大学病院での主治医の担当、手術助手、教授外来のシュライバー、一般整形外来や外病院での手術助手、あとは学会発表の機会があればさせてもらいます。
教授外来では主に腰痛を主訴にくる方に対して、どのように問診をとり診察をするか、また画像所見について学ぶことができ、自分で外来をするときの一助となります。手術助手では予習復習をしっかりと行う必要がありますが様々な分野の手術に入り、学ぶ毎日です。今年は5人の入局者がいたため変則的に3年目の段階で大学病院の研修と外病院での研修を行なっています。
医局には脊椎、関節、腫瘍、スポーツ、小児など様々な専門の先生がいらっしゃいますが、皆さん親しみやすく気軽に症例や手術内容、診療方針について質問することができています。
また今年は膝、股関節、頸椎・胸腰椎など各分野の外来などで見落としてはいけない疾患や正しい徒手検査について講義もしていただきました。特に徒手検査は教科書やネットで調べて書いてあること以上に先生それぞれのコツなどを知ることができ大変勉強になりました。
9月末で私も外病院での研修が始まりますが、それまでに一つでも多く大学病院で学んで次につなげていきたいと思います。
徳島大学病院 整形外科 医員 下村聖一郎