徳島大学病院内分泌代謝内科での後期研修について
卒後3年目の山上紘規です。徳島大学病院卒後臨床研修センターでの初期研修を経て、現在内分泌代謝内科を専攻しています。その理由として、内分泌疾患は全身の臓器に影響を与えるため全身が診れる医師になれると思ったことと、初期研修でローテーションした際、熱心に指導してもらった印象が強く残っていたことが挙げられます。3年目に入局し、実際に働いた今でもその考えに間違いはなかったと思っています。同期は自分以外に3人入局しましたが、主科としての入院患者に加えて、院内紹介が多数あり豊富な経験ができています。
内分泌代謝内科の魅力は、糖尿病、高血圧症、甲状腺疾患などのcommon diseaseをしっかり診療することができ、その個人の背景を考えながら患者さんとともに治療していくことだと思います。医学的な知識はもちろん必要ですが、患者さんと信頼関係を形成することが非常に重要な診療科であり、そこもやりがいの一つとなっています。また、様々な訴えや症状の中に潜んでいる内分泌疾患をあぶり出し、診断・治療を行い、患者さんのQOLを向上できることも魅力だと思います。
内分泌代謝領域に興味を持っている方や全身が診れる医師になりたいと思っている方は、若返った内分泌代謝内科にぜひ見学にいらしてください。