徳島大学病院 眼科での後期研修について
初期研修医を終え、徳島大学病院眼科に入局し1年半ほどの年月が過ぎました。
入局したての頃は診察での細隙灯顕微鏡の使い方も分からず、手術では結膜を1針縫合するのが精一杯の状態でしたが、現在は診察にも手術にも少しずつ慣れてきた状態です。どの疾患に対してどこを注意深く診察するか、この手術では何に気を付けなければならないかなど、上級医師と仕事をする上で少しずつ理解できるようになってきました。手術に関しては月2~3回豚眼を用いた実習も行い、外来でのレーザー治療も上級医師の指導を受けながら腕を磨いています。ただ、診察では上級医師にカルテを修正され、手術は頭で理解していても手が思うように動かず、レーザー治療の技術も不十分でまだまだ眼科医としての鍛錬が必要だと思う毎日を過ごしています。
そして、診察や手術での失敗を顧みる反省会を、私を含む眼科後期研修医2年目の同期3人でしばしば開催しております。
もちろん私たちは仕事ばかりしているわけではなく、医師、薬剤師、看護師、視能訓練士を交えた飲み会やバーベキューも時折行い、リフレッシュしています。
毎日の業務は大変ではありますが、後期研修医の同期と支え合いながら、上級医師に頼りながら、周りのスタッフに支えられながら充実した眼科医としての毎日を過ごしています。立派な眼科医を目指し、引き続き精進していきたいと思います。
眼科 医員 山田将之