徳島大学病院 病理部での後期研修について ~病理部 医員 小林 智子~

徳島大学病院病理部で後期研修医として勤務しております小林智子と申します。

私は高知大学を卒業後、地元である徳島に戻り徳島大学病院で初期研修を終えました。臨床診療を行うなかで、病理学に対する関心を抱くようになり、2017年度から徳島大学病院病理部での後期研修を開始しました。現在は、病理医としての幅広い仕事内容を指導医の先生方からご指導いただき、学んでいるところです。

徳島大学病院病理部では、病理部と徳島大学疾患病理学講座の先生方が主に担当日を割り振って、臓器の切り出し、標本診断、術中迅速診断などを行っています。
病理部の先生方も、講座の先生方も、症例に真剣に向き合いながら毎日の業務を行っており、優しく指導熱心な先生ばかりです。私自身も、数年ぶりの後期研修医とのことで、指導医の先生方ともどのように研修を進めていくか話し合いながら、日々の研修を重ねています。なかなか思うようにはいかず難しいこともありますが、自分の判断で患者さんの治療方針やその後の生活が大きく変わるかもしれないという、責任とプレッシャーを感じつつ、少しでも患者さんのためにという思いで診断するように心がけています。

病理医は、医療の上で重要な役割の一つを担っていると考えています。病理学に興味がある方はもちろんのこと、後期研修に悩んでいる方も是非一度見学に来て下さい。
一緒に研修しましょう。

徳島大学病院 病理部 医員 小林 智子

診療科: 病理部