徳島大学病院 総合診療部での総合診療専門研修について ~総合診療医学 特任助教 近藤啓介~
この度、徳島大学総合診療部の一員になりました近藤啓介と申します。
徳島大学を卒業後、愛媛県での初期研修を経て2年ぶりに母校に戻ってきました。
学生時代を過ごした徳島で働けることを嬉しく思います。
総合診療を選んだのにはいくつかの理由があります。
まず全身を診ることができるからです。また初期研修医の時に様々な科をローテートしましたが、一番印象に残っているのは総合診療科でした。外来で患者さんの話を聞き、指導医とディスカッションするという時間がとても楽しかったです。
大学病院の総合診療部に来られる患者さんは様々ですが、不明熱や原因不明の疼痛、
また他の専門医からの全身精査の依頼などが多い印象です。
診断に至るのが難しい患者さんも多いですが、諦めず患者さんの情報を整理し、原因を探っていくことを日々行っています。心がけていることは丁寧に問診をすることです。問診や身体診察だけで原因がわかることもあり、それが総合診療科の醍醐味のひとつであると思っています。
特定の臓器にこだわらず全身を診たい方、また鑑別診断に興味のある方には理想的な環境であると考えます。
少しでも興味のある方は是非一度、見学に来ていただければ思います。
徳島大学病院 総合診療医学 特任助教 近藤啓介