徳島大学病院 リハビリテーション科での後期研修について ~リハビリテーション科 特任講師 佐藤 紀~
リハビリテーション科の対象疾患は多岐にわたり、脳血管・運動器疾患のみではなく、神経筋・循環器・呼吸器・がん・腎臓・内科・外科疾患など、ほぼ全科にわたっております。リハビリテーション科専門医は初期臨床研修の2年間と専門研修(後期研修)の3年間の計5年間の研修で育成されます。
阿波徳島リハビリテーション科専門研修プログラムでは、基幹施設(徳島大学病院)、連携施設、関連施設で研修を行います。徳島大学病院では、急性期におけるリハビリテーションが主となりますが、がん拠点病院であることより、様々なステージのがん疾患のリハビリテーションを研修することができます。年間約3000件のリハビリテーション処方を行っており、リハビリテーション分野の幅広い知識・技術が習得可能です。また、連携施設の徳島病院では、神経難病やロボットリハビリテーションの症例が多くあり、最先端のリハビリテーションを研修する体制が整っています。必須となっている回復期病院での研修は、連携施設で行います。リハビリテーション科医として必要な準備を後期研修の3年間に終えることができます。
学会への参加指導も指導医が行います。徳島大学病院では、卒後3年目の専攻医が、第2回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会で優秀賞を受賞しました。
徳島で研修するメリットは、都会と比べて研修医数が少ないため、丁寧に指導することができます。各病院ともに他の診療科との関係が良好であるため、人間関係でストレスを感じることが少ないです。出産・育児などにも柔軟に対応します。
リハビリテーション科医は各個人のライフステージに合わせて様々な働き方が可能です。是非、私達と一緒に研修しませんか?お待ちしております。
徳島大学病院 リハビリテーション科 特任講師 佐藤 紀