徳島大学病院 皮膚科での後期研修について ~皮膚科 医員 佐藤有莉乃~
みなさま、はじめまして。卒後3年目の佐藤有莉乃と申します。徳島大学病院での2年間の初期臨床研修を経た後、今年度から皮膚科を専攻しております。
皮膚科とは、身体最大の臓器である皮膚・粘膜でおこる様々な変化を扱う診療科であり、疾患の多くは患者自身や他人の目で見えるため、患者のQOLと直接結びつくところが魅力であると考えます。
当科では、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、薬疹、白癬や帯状疱疹などの真菌・ウイルス性感染症といった皮膚のcommon diseaseにはじまり、皮膚悪性腫瘍、自己免疫水疱症、膠原病、血管炎などの難治性疾患に至るまで、非常に幅広い疾患を経験することができ、皮膚生検や手術などの手技も入局1年目から積極的に参加することができます。
まだ入局して2か月程度しか経っていないため、はじめて経験することばかりで日々業務に追われている毎日ですが、指導医の先生方に丁寧に指導いただきながら色々なことを学び、非常にやりがいのある研修であると感じています。
また、結婚・出産を経験された女性の先生方が非常に多く在籍しており、女性のキャリア形成にあたって非常に相談しやすい環境であることも当科の長所であると考えています。
もし皮膚科に少しでも興味を持たれている方は、ぜひ気軽に見学にお越しください。
皮膚科一同、お待ちしております。
徳島大学病院 皮膚科 医員 佐藤 有莉乃